パリ15区の人気ネオビストロ、ブールノワゼット。
とてもひっそりとした通りの住宅街の一角にある。
外観も控えめなので特に目立たない。
なのに、いつもお客様で賑わっている。
そんなビストロが気になり調べると、日本に店舗を持つほどの人気店
日本人で修行に来る方も多い有名店ということが判明。
先日、予約を取りランチで訪れてみました。
たまたまその日は、今までのパリ6月の最高気温の記録を
更新
したという35、6度にもなろうかという猛暑。
ご存知の方も多いと思いますが、パリの夏は短い。
1、2週間くらいかなり暑い日があり、
それを乗り越えると
物足りないくらいあっさり気温が下がり秋へ向かう。
そんな事情もあるので、冷房のないお店は意外に多い。
もしや、、、と思っていると、案の定?!
お店の窓という窓を開け放して営業している(=冷房してない)
熱気がムンムン激しかったから、果たして暑さに耐えられるか?
というのが、その時の一番の心配ごとでしたが、
結果は、予想外の驚くほどの快適な空間で、吹き抜ける風の気持ちいいこと!
この、あっつい日でも日陰に入れば涼しいというのは、パリのいいところ。
その良さをしみじみ身をもって味わった午後。
さて、前置きが随分長くなってしまいましたが、
こちらのランチ
前菜+メインかメイン+デザートで23€、
前菜+メイン+デザートで32€で
いただけます。
個別のメニューはなく、黒板にかかれた料理の説明を見て選びます。
わからないことは、店員さんに尋ねるとどのお店でもきちんと説明
してもらえます。
接客態度が悪いことで有名なフランス(パリ)ですが、
食事をするレストランやビストロは基本とても心地よい対応をしてくれます。
パリは英語を話す人も多いので、英語でもだいたい
大丈夫。
ちなみに、このお店でこれは何ですか?って質問したら、"タラ"って
日本語で答えが!!
さすが日本人の方が働かれているだけあります。
メインにもMISOという単語が!
前菜+メインで、前菜、サーディンのマリネ メインはサーモン味噌を注文。
前菜のサーディンは、ほのかな酸味と甘みが見事なハーモニーの、夏日にぴったりの
とても爽やかな一品。
メインのサーモンは、しっかりと表面に焼き色がついた味噌風味のソースがたっぷり
かかっている下には、付け合わせのグリーンピース、じゃがいも、野生アスパラガス
と野菜もたっぷり。
これだけこんがり焼けているのに、中はとってもジューシーで柔らかく味噌ソースとの相性も抜群。
居心地もよくすっかりくつろいだ灼熱の午後。 今度訪れる際はデザートまでしっかりいただきたい。
Le Beurre Noisette
住所:68 rue Vasco de Gama 75015 Paris
電話:01 48 56 82 49 メトロ:8番線 Lourmel
営業時間:12時~14時15分 19時~23時 日、月休
昼のコース:前菜+メイン、メイン+前菜 23€ 前菜+メイン+デザート 32€
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