2013年10月5日、フランスに渡りちょうど1週間後だった。
とあるチーズの祭典が開催されていた町の、中央の噴水周辺にブースが設置されていたその中の一つのスイスチーズのコーナーのあまりのおしゃれ感にすっかり心奪われ、さすが、フランス!ととても感動したのをハッキリ覚えている。
まず、販売員さんがおしゃれ。
髪型も、ハットに丸メガネ、エプロンどれをとってもスタイリッシュ。モノトーンでまとめられていてスマート!
そしてディスプレイも、きらりとしたセンスが光る。
ざっくりカットされたチーズが、ざっくり置いてあるだけなのに、ものすごい存在感を発してる。
チーズそのものがすでにそれだけで芸術作品のよう。
数あるチーズの中で、一番気になったのがこのチーズ。一見黒トリュフのような見た目。
でも触るとめちゃくちゃ固く、専用の削り器で削ってサラダやパスタにかけて使うというもの。味は濃厚スパイシー。
その見た目と、専用の削り器があるところも、ツボにはまり、もともとそれだけ硬いチーズだから保存も効くだろうし、今なら、間違いなく即買うところ。
でも、なんといってもフランスで生活し始めてたった1週間で出会ったので、ここで買わなくても、またすぐその辺で見つかるんだろうと思っていたのでその時は買わずに見逃した。
そして、今は2017年1月。
カレコレ3年と数カ月。
あれからも散々チーズ関連、お店はもちろん、マルシェや、見本市のようなものにも足繁く通っているのに、その後このチーズを見たことがない!!!
こんな魅力的なチーズなのに出会わない。
なんだかんだ3年があっという間に過ぎて今、チーズについて振り返っていて思い出したくらい。すっかり忘れてしまっていた。
こうなれば?!ぜひとも手に入れたいから、本気で探してみよう。
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