マルタ島では現在約30基以上の巨石神殿が確認されており、その神殿が作られた時代はエジプトのピラミッド建設よりはるか昔と言われている。単なる“遺跡“でなく超古代遺跡。
訪ねてみたい遺跡は数多くあったけれど滞在時間が限られていたので、迷いに迷った末、遺跡群の中で最古といわれるゴゾ島のジュガンティーヤ遺跡を訪ねることに。
遺跡を訪ねる前日、以前マルタ島に9か月の英語留学をしていたという日本人女性に偶然巡り会い、様々な情報を頂けるというラッキーがあり。
ゴゾ島にもたくさんの魅力的なビーチが存在する、素敵なレストランがたくさんある地域もある、奇跡の教会もある、、、と次々でてくる行ってみたい場所を紹介してもらえ、当日は、張り切って朝一6時ちょっとすぎ滞在先近くからでているバスに乗り、ゴゾ行きフェリーが出ている港Cirkewwa(チルケワ)へ。
このフェリーは、24時間、だいたい45分おきに運航しており、フェリーターミナル自体も広く、カフェやトイレもあるので、ゆっくりできる環境でかなり快適・便利。
そして、行きはチケット購入は一切なく乗り込むだけ。帰りのゴゾ島にてチケットを購入する仕組み(往復・4,75€)
フェリーはかなり大型で船内にはカフェ、トイレの他、街角にあるような立派なコンビニまで備えており、まるで長旅にでるような設備ですが、乗っている時間自体は、30分にも満たない短い時間。かなり快適に過ごせます。
ずっと海風にあたりながら船外で海と空のパノラマをじっくり楽しみ、ゴゾがどんどん近づくと島のごつごつした岩肌や、街並みを間近に見られるのもフェリーならではの楽しみ。
、、、と、ここまで順調に進んでいたゴゾ訪問。
ここにきて思わぬ落とし穴が、、、!
しかもそれは、全く予想もしていなかったことだし、ものすごく意外だった。
その落とし穴というのは、バスの便の少なさ!
週末、土曜だったので、人の多さは心配していたけれど、、、、
まさかバスの便が1時間に1本だけしかないとは、、、!!
こんな観光スポットたくさんある人気の島で。(日曜は、20分に1本とかあるみたいです)
しかも、うまいこと?いろんなタイミング逃していて、最初の目的地の遺跡に到着できたのは、11時近く。
しかも、遺跡は、ちょっとした出土品と説明の資料館こそ涼しいものの、そこから出て広大な敷地を巡る実際の建造物は、全く日よけなどない大地にそのままある状態を見学する(そのままの状態を見られるなんてありがたいことでが、、)ので、灼熱の太陽にじりじり照らされ、予想外の暑さでなかなか思っていた以上に体力的にきつかった(*_*;
作られた年代がピラミッドよりはるかに古とか、名前が巨石神殿ということで、ピラミッドのような巨大なとてつもない建造物をイメージしていましたが、実際は、慎ましい大きさでした。
とにかく暑さが半端なかったので、そのままおススメのビーチへ向かうことに。
ゴゾ島は、こじんまりとした島で、マルタ島と同じく公共交通機関はバスのみ。
そのバスは、島の中心のビクトリアを中心に放射線状に路線があり、どこへいくにも、一旦ビクトリアを軸に動く。
今回もまず港から一旦ビクトリアへ向かい、そこから307番バスで遺跡を見に行き、その後またビクトリアに戻り、そこから303番バスで海へ向かう、、という具合。
マルタ在住者から教えてもらったおススメ海水浴場の名前は、San Blas Bay
バス停から海まで迷わない、わかりやすい道だけれども、行きは下り坂、帰りは上り坂が10分ほど続くのが、なかなかきついという場所。
いや、なかなかの勾配ですよ、ここ!
それだけに、辿り着いた時の特別感もひとしお。
コミノ島の白砂、澄み切った海とは、全く違う、赤砂に岩がゴロゴロ、ワイルドな雰囲気の海岸。
意外にも、ちゃんと海の家みたいなものもあり、飲食もできる場所もあります。
この日は、風が強く波もあり、この景観にさらにワイルドさを加えていたけれど
泳ぐときの気持ちよさは、コミノ島と変わらない。
島時間に合わせようと、せかせかせずゆっくりしていたら、遺跡とこの海岸を訪れただけで、すでに15時を回っている状態。
他にもまだまだ回りたいところがあったけれど、またビクトリアに戻って、再度目的地を目指すには時間が足りぐるしかったので、今回は、これにてゴゾ島観光終了。思っていた以上に全然予定していた箇所まわれなかったので、今度行く時は、ゴゾで宿をとって、とことんゆっくりしよう~!っと。
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