生鮮食品を扱う市場では世界一の大きさを誇るランジス市場
1日平均2万4000人が来場し、約2万6000台の大小のトラック、乗用車が門をくぐる。ランジスで扱われた品は、イル・ド・フランス地域圏の1100万人(65%)を含む約1800万人の消費者の元に届く。また、90%は国内で消費される。
ランジスではパヴィヨンと呼ばれる棟ごとに魚介類、臓物、家禽類、豚、果実・野菜類、生花・鉢植え、乳製品などと、扱うものが異なる。
~以上、ニュースダイジェストより~
学校の授業の一環で訪問することに。
パリ市から南へ7kmほど離れた郊外ランジス市にあり、バスなどでも訪れることができるようですが、基本的には専門業者以外の個人の見学はできないとのこと。
学校へ一旦集まり、専用バスかなんかで行くのかと思いきや、、、
なんと現地集合!( ゚Д゚)
結局、車を出していいよ、というクラスメイト数人のうち近い人の車に乗せてもらい行くことになった。無事現地でほかの生徒、先生と合流し、まず向かったのは精肉の建物。
なんというか、、、思っていた以上に清潔で明るくて、、、勝手に想像していたごちゃごちゃうるさい感も全くなく、整然としています。
生々しい肉の塊が、これでもかっ!というほど大量にぶら下がってます。
そして、何故か肉の前で記念撮影。
いや、、、、確かに、ここで撮っておかなきゃって気持ちにさせられます。
でも、ここでの撮影は、生徒からではなく、先生が率先して、ハイ、撮りましょう!と撮ってくれたもの。訪問者の気持ちをわかってらっしゃる。
このランジス市場訪問は、朝から夕方まで丸1日の予定となっていて、1日も市場で何をするんだろう?と行く前は正直おもっていたけれど、いざ到着して、その規模を実感すると納得。
隣あっている棟ならともかく、端と端になると徒歩では時間がかかりすぎるので、また数人にわかれて市場内を車で移動することも数回。
そして、チーズを学んでいるのに、まずは精肉から訪問するあたり、どれだけ巨大なのか伝わってくると思います。
その後、野菜の棟、花・植物の棟、陳列、包装資材の棟など、どこも見応えがあり、時間が過ぎるのが早い。
とっても興味深い訪問でしたが、その中で唯一、ちょっとがっかりだったのが市場での食事。
市場の食事 = 新鮮な魚介類だったりとか、お肉にしても、野菜にしても、鮮度が違う、さすが!!とおもえる料理を勝手に期待していたので、あまりに普通の料理、、、巷のビストロか、それより力入ってないくらいの料理だったので、たぶん町中では問題なくおいしく食べられていただろう料理なのに、自分の勝手な想像ゆえに、変に評価をマイナスしてしまい残念なことになっってしまったので、むしろ期待しすぎの自分を反省、、、。
そして、チーズの棟では、ちょっと試食できるものがあったりして、それをつまみつつ、先生の説明を聞きつつまわり、、、わりとランジスは売れ筋、定番を扱う業者が多いからか、さほど珍しいチーズはなかったけれど、一度も見たこともなく、本当に存在するの?というような、普段は小さいサイズしか店舗にないチーズの大型版とかを初めて実際見れたのは、かなり嬉しく、なんだか得した気分でした。
個人的には、包装やディスプレイの資材の棟や花や植物の棟で気になるものが数点あり、もうちょっとじっくり見たかったな~
事実に違わぬ、とても巨大なランジス市場、さすがの見応えでした。
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