Tête de Moine

とても華やかなこのチーズの名前は、Tête de Moine(テット・ドゥ・モワンヌ)

日本語だと"修道僧の頭"という意味のスイスが原産の牛乳から作るチーズ

元々は、直径10cm、高さ15cmほどの円筒形。

《ジロール》という専用の削り器も存在している、その時点でも特別感溢れるチーズ。(上の写真)

取っ手をクルクル回すと薄く花びらのような繊細なパーツの出来上がり。

旨味が詰まったタイプのチーズなので、見た目の繊細さとウラハラにしっかりと存在感がありクセになる。個人的に感じるホワイトチョコに似た風味が大好き。

すごく華やかなので、なにかのお祝いやクリスマスなど、チーズの盛り合わせに添えるだけで一気に場が盛り上がる、、、、そんな素敵なチーズです。

もともと大好きなチーズだったので、フランスに来てジロールも早いうちから手に入れ、食事会などある毎に、削って持って行ったり、器械にチーズをつけた状態で持っていってその場で削り体験を皆にしてもらったり、大活躍。

ビーツをバルサミコ、オリーブオイル、はちみつ、を混ぜたものに馴染ませたのに乗せると、ビーツの甘酸っぱさとチーズのコクが合っていてすごくおいしく、一時期よく作っていたサラダ。

このチーズの旬は秋、冬ということで、確かに今の季節、無性に食べたくなってきます。

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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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