ミモレット。
鮮やかなオレンジ色がとてもインパクトのあるチーズ。
アナトーという植物性の色素で色を付けてある。
色だけでも印象深いのに、その熟成は、シロンというダニの力をかりているという、独特のもの。
熟成の若いものは、弾力があり、味もマイルドで軽い酸味があるので、薄切りでサンドイッチに使ったり、角切りにしてサラダに加えたりする。
熟成の進んだものは、まさに岩のようにカッチカチに固くなる。
水分も少なくなり、コクも増すので、よく"カラスミ"と似ているといわれるほど旨味も増す。
日本酒とも良く合います。
☝熟成の進んだミモレット。
クレーターのようなボコボコした表面に砂ぼこりのようにたまっているのがダニ。
そして、動かないから、土埃にしかみえないシロンですが、実際製造工場を見学した人によると、工場の床に大量の土(シロン)が明らかに移動していたらしい!?
うそかほんとうかわからないので実際いつか自分でも行ってみたいな~(^-^と思いますが。
でも、私自身は、今のところ普段ミモレットを扱っていて、土埃が動いているのも見たことは皆無。
そして、このシロンは、ミモレットだけでなく、熟成の進んだチーズにはだいたいいて、このダニのおかげで美味しくなるとも言われているありがたい存在でもある。
すっかりミモレットからシロンの話に逸れてしまいましたが、、、
ミモレットは色も鮮やか、味も万人受けするので、プラトーを作るとき欠かせない存在感あふれるチーズです♪
2コメント
2017.02.08 08:49
2017.02.08 07:26