疑惑の的中!

チーズ屋で働いていた頃、難しかっただけに出来ると嬉しかったのが、
お客様のオーダー通りのグラム数にぴったりチーズをカットすること。

大きな塊からそれぞれのチーズに適した道具で必要な分だけ切り取る。
スピーディに綺麗に♪

手作業なのでだいたい何十グラムかの誤差は日常茶飯事。
お客様もそれくらいの違いは問題なく受け入れてくれる。

それだけに、1グラムの狂いもなく切れた時の感慨はひとしお。

そして、ふと、スーパーでカットして販売しているチーズはどうなんだろう?と思った。

カットするタイプのものの中でもその場で量って個々に値段を出すものでなく、
もともと220gとか450gとしっかりパッケージに印刷されてあるタイプのもの。
カット面によっても形も違うから、誤差はでるんだろうな~と思っていたけれど、
現在、家にハカリがないから実際のことはわかってなかった。

ところが、ひょんなことからその疑惑が的中していたことがわかることに、、、。

それは、ある日のスーパーのセルフレジでの出来事。
いつものようにチーズを購入し、バーコードリーダーに通して商品を所定の位置に置くと、
いきなり赤いランプが点灯し、店員が駆け寄ってきた。
何事!? と思ってレジの画面を見ると、450gと表示のあったチーズの実際の
重さが表示されており、その重さなんと560g!!!( ゚Д゚)
その誤差の大きさにより自動的に店員が呼ばれたという次第。
店員は手慣れた様子で画面を操作して去っていく、、、、。

いや、多少の誤差はきっとあると思っていたけれど、、
110gもとは!! 
どれだけの差があればセルフレジの機械が反応するのかわからないけれど
今回はその誤差の大きさにより、やっぱり均一ではなかったんだなということが判明。

しかし、ここまでのものが存在すると思っていなかったので、驚き、と同時にめちゃくちゃ得して単純にうれしい♪ こういうおおざっぱさ、好きだわ♪

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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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