真ん中にあるラインが特徴的なチーズ、モルビエ。
このラインを "カビ" と思われる方が少なくないのですが、カビではありません。
モルビエは、コンテというフランスで最も人気で消費量の多いハードチーズと同じ産地、同じ牛乳を使って作られる。もちもちっとした食感が特徴で、味わえば味わうほど旨味がでてくるチーズ。熱して溶かして食べるのもおいしい。
そもそも、昔は2日間に分けて作られており、1日目のチーズの生地の表面に、虫よけの為に鍋についている煤を塗り、次の日にその上に生地を重ねていたので、煤が中央のラインとなっていた。
そして、現在は煤ではなく、食用の炭を使用。
ということで、ラインの正体は炭!
カビと思って敬遠されることもあるチーズですが、実際は、クセもなくマイルドで旨味があるチーズです。
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