全くカビない!? オランダチーズ

4月中旬にフラッと訪れたオランダで買ってきたチーズ。

スモークタイプのシェーブル 500g

エダムチーズ 900g

コショウ入りゴーダ 500g

、、、と、かなりのボリュームだったこともあり何かの集まりがある度に持参。

どのチーズも意外と塩っからいせいか、もともとかなり大量にあったのはもちろんだけど、いつまでたっても不思議となくならない。

エダムチーズは、赤玉とも呼ばれており、チーズをコーティングしている赤いワックスが特長。

昔、子供の頃、こういうまさに真っ赤なロウでおおわれている真っ白な弾力のあるあっさり味のチーズを食べていた記憶があり、ミルクのやさしい甘みがほんのり残るやさしい風味だったから、すっかりそれがエダムと思い込んでいたんだけれど、今回買ってきたものは、切るのに一苦労するほどの硬さな上、味もかなりのはっきりした塩味。

どうやら全くの別物!?熟成の違いだけとは思えないくらい。だけれど、エダムは、通常スライスしてサンドイッチにしても楽しめる、、、ということだから、やっぱり単に私の選んだものが熟成期間長かっただけで、もっと若いものは、弾力とミルクの旨味が楽しめたはず。

ふわふわミルキーな感触を期待していただけに少し残念ではあるけれど。


そんなこんなで、あれから2カ月。ようやく、あとほんの少しの塊が残る状態で、ふと気づいた。

どのオランダチーズにも全くカビが生えてない!

フランスのチーズは、ちょっと忘れていると表面にふんわりカビが生える(その部分は取り除けば問題なく美味しく食べられる)から、2カ月もたつのに、表情を変えないチーズに驚き。

これは一体、、、? 防腐剤とかの問題なのか?

日本にいたころは、カビがすぐ生えてくると嫌がっていたけれど、今は、それこそが自然の姿だとわかるから、カビも一緒に食べたほうが味わい深いチーズも存在するし、全くカビが生えないというのは逆にこわい。

ま、決してまずくはないので、神経質になりすぎず楽しむのが一番!!?

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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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