牛乳飲むとお腹がゴロゴロするのにチーズは大丈夫な理由

まさに、私自身がそうです。

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロ、、、なのに、チーズは全然平気。

なぜか?

とてもわかりやすい説明があったので紹介します。


"牛乳を飲むとお腹が張ったり、お腹を壊したり、そういった不快な症状は、≪乳糖不耐性≫が原因と言われています。

病気ではないのですが、アジアやアフリカの人はこの症状がでやすい、そして、日本人の7割~9割もの人がこの症状を持っていると言われています。


ゴロゴロする原因は?

牛乳中に固形分として最も多く含まれる乳糖が小腸で分解できず、そのまま大腸にまで達して、有害菌により分解され、腸を刺激する多く有機酸やガスを作り、腹痛や下痢の原因となります。


なぜチーズは大丈夫なの?

まず、チーズは、製造の過程で、原因となる乳糖を多量に含む乳清(液体)を取り除くので、もともと全体の5パーセントくらいしが乳糖がのこっておらず、さらに熟成の過程で乳酸菌により乳糖は利用されるのでさらに減少し、乳糖不耐症は起きません。"

~チーズ普及協議会 パンフレットより~


以上の理由から、牛乳に弱い方でも安心してチーズは食べることができることがおわかりいただけたと思います。

身をもって知っているだけに、深く納得!な情報。

そもそもチーズは発酵食品。

健康、美容にもいいと言われている、納豆、味噌、醤油などと同じ。

微生物の力を利用し、うまみ成分、栄養価が高くなるとともに長期保存もできる。冷蔵庫が存在する前から活用されている先人の知恵。

チーズ以外にも日本酒、ワインという自分の好きな飲み物も発酵食品ということもあり、とても興味がある。

小さなパワーが加わることによって、よい変化を与える発酵。

微生物が変化を与える、、というので思いつくもう一つの変化 "腐敗"

そういえば、発酵と腐敗の違いってなんだろう?

一説によると、価値観により違い、有益と判断されれば発酵、有害と思われるものは腐敗なんだとか!?

だいぶテーマからずれてしまいましたが、引き続き魅力的なチーズ(&発酵食品)のことを深く知れるよう学んでいきたいと思います。

En ce moment

チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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