こちらも、❶のロックフォールと同じ青かび、ブルーチーズ。
1953年にAOC登録されている。
ということで、AOCの年代順にチーズを紹介していこうと思ったのですが
上記の年は、フランスの学校で習ったもの。
他の資料も確認しようと見てみると、驚きの真実が出てきました。
フランスの本"fromage de france"には、1979年とあり、
もうひとつ別の、こちらもフランスの本"fromage"には、1991年との記載が!
ここまで違うのも珍しいのでは、、、?
念のためAOP(AOCと同じ・EU版)の冊子で確認すると1953年でした。
年を厳密に覚える必要はないけれど、ある程度背景が見えてきたり目安になるので
重要だと思っていたのですが、、、きっとAOC登録の基準自体が判断が難しいからこその
違いでしょう。
さて、話がだいぶそれてしまいましたが、Bleu des Causesは、産地が重複する部分があり、
熟成も天然のフルリンヌ(空気孔)のある洞窟内で行われるためロックフォール(羊乳)の牛乳版と言われることがある。
事実、フランスでは、"un cousin de Roquefort(ロックフォールのいとこ)"と言われています。
羊乳のロックフォールと違い強いクセがないが濃厚で青かびとのバランスのいい風味が特長。
製造の際牛の品種指定はなく、フェルミエ製、無殺菌乳製のものも存在しません。
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