WWOOFでチーズ作り体験①


 私の最初のWWOOFは、入会してから、実際出発するまで5日間という超スピード展開。

4月8日に農家さんを選び始め、最終的に15軒に問い合わせし、そのうちOKの返事があったのが3軒。断りのメールがあったのが3軒。あとは、、、返事すらなかったですが、逆に、かなりギリギリにもかかわらず3軒も受け入れてくれるところがあったのが驚きでした!

滞在期間は、2015年4月12日~19日の8日間

最終的に選んだ農家さんは、パリから電車で片道3時間のCENTREという地方(シェーブルのチーズの生産が盛んな地域)で、主にシェーブル(山羊乳のチーズ)を作っているところ。

電車の窓に広がる景色・小さな町もかわいらしく

菜の花畑もスケールが大きく、旅行気分が高まります。

到着した駅は、いい感じに田舎で、こじんまりでその時は人も少なかったです。

当時、メールでのやり取りで、窓口はANNEという女性、シェーブル作りの農家さんという情報しかない状態で行きました。

あまりに駅に人が少ないから、ドキドキしましたが、ちゃんと駅前にANNEが待ってきてくれ、問題なく会うことができ一安心。

お家に向かう車内でいろいろお話を伺うと、驚く事実がたくさんでてくるでてくる、、、!


まず、Woofeurは、その時私だけ(季節的に少ないとは思っていたけれど、まさかの1人)

そして、一番の驚きは、普段ANNE・50代女性が農家を一人で切り盛りしているという事実!でした。(ただ、のちのちわかるのですが、周囲の協力が素晴らしくて全くの1人というわけじゃない。周囲の人に愛されているANNEならでは。)

夏のバカンス時期になると、10人くらいいることもあるそうです。カップルで参加する人もいたり、そこで出会いカップルになる、ということも珍しくないとのこと。

そういう出会いがないのは、残念ですが!

1人ならではの利点が。

まず、専用の1棟を自由に使っていいいよ、と与えてもらえました。

下の写真の建物の一番奥の部分。

2階建てで、2階部分にベッドがあり

入口を入るとソファーが置いており、その奥へ進むと

バスタブ付きシャワーと、トイレ。

食事の時は、隣の棟のキッチンへいくか、天気のいい時は、お庭のテーブルで、ANNEと一緒にいただきます。

お庭のテーとブルの周りには緑の芝生が広がっていて、小さな池や彫刻などもあり、すごくくるろげる空間。そこでANNEといろんな話をしながらいただく食事と手作りのチーズを食べるのは、とても贅沢な時間でした。


そして、忘れてはいけない存在。

牧羊犬の、アナ、ディアナ、リルーもいつも一緒で心強い存在でした。



この写真のアナは一番のベテランで、一緒にヤギの散歩で行くときなど、とてもいい働きをしてくれていました。

具体的な仕事内容も紹介したいと思います。




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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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