チーズとワイン

チーズとワインといえば、ワインは赤ワイン、という昔から定番の組み合わせ。



実は現在、その定説が覆されているって知っていましたか?


今は、むしろ赤ワインとチーズは合わせにくい。

チーズには、白ワインのほうが合うと言われています。


その原因は赤ワインに含まれる渋味・タンニン。

タンニンがチーズの乳酸と調和せず味が引き立ちにくくなる。


なので、タンニンを含まない白ワインが合う。


でも、厳密にいうと赤ワイン、白ワインにも様々な種類が存在するので、チーズには絶対白ワイン!ということではない。原因がタンニンと言われているのでタンニンの少ない赤ワインなども比較的合わせやすい。


あくまで、白ワインだと合わせやすいという程度。


クセのある個性の強いものには、やっぱり個性の強いものを合わせたり、おなじ土地のものは相性がいいので同一の地方のものを合わせるという合わせ方もある。


そしてこれは、やはり実際に味わってみないことには実感できない。


うれしいことに学校で数種類のチーズとワイン(赤と白)を組み合わせて味わうという授業があった。

クラックビトゥ(Clacbitou)シャロレ( Chalolais )セルシュールシェル( Selle sur cher )

シャビシュウ(Chabichou)以上、全てシェーブル(山羊乳のチーズ)

テットドモワンヌ(Tete de moine)サンネクテール( Saint nectaire)アボンダンス( Abondance) スティルトン(Stilton)フルムダンベール( Fourme d ambert)エポワス( Epoisses)ミモレット (Mimolette )コンテ(Comte)シャウルス( Chaurce) 全て牛乳から作られるチーズ。


数あるチーズの中でほんの一握りの、でもわりとメジャーなものばかりでのワインとの相性お試し会。


結論からいうと、言われているように、白ワインのほうが無難に合わせやすかった。

特にVin blanc sec fruite という白ワインでもやや辛口のフルーティなもの


ただ、正直、コレとソレの組み合わせがめちゃくちゃ合う!!!

、、、というのは特になく、逆に、全然ダメ、、、というのもなかった。 

どの組み合わせもそんなに悪くない。

唯一ひとつ自分で✖印つけてたものが、シャロレの熟成版(山羊チーズ)とボジョレーの赤ワイン。コメント欄に、苦い、、、と書いてある。

けれど、チーズ13種類、とワイン5種類の組み合わせからしたら、その中で一つだけだから確率的にすごく低いし、きっと熟成が進んでたことが原因だから、もっと若めのものを選ぶと問題ない気もする。


この、組み合わせに関しては、チーズもワインも種類も多いし、あまりに奥が深すぎるから、逆に深く考えず、いろんな種類のチーズの盛り合わせなどと一緒に飲むのに合わせるなら、さっぱりめの白ワインとあわせたらいい、と覚えておくとシンプルでいいかも♪








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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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