ラクレット

《ラクレットとはフランス語で「削るもの」「引っかくもの」を意味する。チーズの断面を直火で温め、溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどに絡めて食べることから、この名が付いた。ヴァレー州を中心としたスイス全土、スイス国境に近いフランスのサヴォア地方などの伝統料理の1つである。テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」で暖炉にかざしてチーズを溶かして食べる食事場面のメニューとして登場している》   ~Wikipediaより~


チーズを溶かしたものを、茹でたジャガイモや、ソーセージ、ハムなどにかけていただく。

準備、、といってもジャガイモを茹で、チーズを切ればいいだけのお手軽・団らん料理。

ラクレット専用の機械もあり、過程で手軽に楽しめる。

チーズの学校で、一度、クラスメイト皆でランチにラクレットをした。

その名もラクレット、というラクレットするときに使われるチーズはもちろん、試しに溶かしてみたいチーズを各自持参してのラクレット会。

シンプルなラクレットのほかに、一口サイズのシェーブルのロカマドールや、青かびチーズや、ラクレットにするとおいしいと密かに人気なモルビエや、個性の強いにおいを発しているウォッシュチーズなど、、、おもしろいほど皆が違うチーズを持ってきていたので、いろんな味を楽しめた。

どのチーズもそれぞれ違っておいしい。溶け方が滑らかでなくごつごつした食感になるものもあったけれど、それはそれで味がある。

こんなたくさんのチーズ好きが一堂に会してラクレットができる機会もないだろうから、かなり貴重でありがたい体験。

写真上部の白と赤の丸いのがラクレットの機械。

そして、テーブルにいくつかちらばっている三角のコテにチーズをのせ、機械にセットするとチーズがとろける仕組み。

チーズをのせ、しばらく待って、トロトロのチーズをジャガイモにかけて、また新しいチーズをセットしてから、はふはふ熱いじゃがチーズをほおばる、、、、

チーズが溶けるまで適度に時間もあるから、会話を楽しみつつ待つ。

誰かが準備のためその場を抜ける、ということもないので、しっかり皆で楽しめる。

冬のあたたかい集まりにおすすめの料理。

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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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