❼Laguiole(ライオル)

1961年 AOC

とても歴史の古いチーズでガロ・ロマン時代(前3世紀末から後5世紀後半)にすでに存在していたのではないかと言われている。

見た目は、カンタル、サレールとほぼ変わらない。
地方(オーヴェルニュ)、製法もほぼ同じですが、

ミルクの牛の品種が違う。ライオルはL'aubrac La simmentalというもの。
牛に与える飼料も発酵していないもの、遺伝子組み換えでないものが義務付けられている。

ライオルの熟成させる前のチーズの素になる塊は、アリゴという一品に使われるので有名。

ジャガイモのピュレ(puree)と牛乳とバターとニンニクを加えて練り、糸を引くような状態に仕上げたもので、肉料理などに添えられる。

伸びがスゴイです!そして、食感は、もっちり。味はバターとニンニクのおかげでコクもあり、それでいながらチーズも若いのでさっぱりした後味が特徴。
肉との相性も抜群。そのままパンと一緒に食べてもおいしいです。

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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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