コンテ・1958年 A.O.C登録。
フランスで生産量一番のとても人気のあるチーズ。
日本人にも広く受け入れられている。
個人的にも大好きで、頻繁に消費している。
そして、チーズがあまり好きでないという人にさえ受け入れられるような懐の深さもあり、
そのまま食べても、溶かしても焼いても文句なしの美味しさで、いつも大活躍
する、言うなれば、万能チーズ!
味は、季節や熟成により異なりますが、マッシュルームや、草花の香り
香辛料や、フルーツ、カフェなどなど色々な例えられ方をします。
1つのコンテを作るのに450Lの牛乳(無殺菌乳)が必要で
エピセアの木の板の上で最低120日の熟成を要する。
フランシュ・コンテ地方で作られる大きなハードチーズ。
熟成の若いものは、あっさりしているので、スライスしてサンドイッチに
挟んだり、サイコロ状にしてサラダに加えても美味しい。
溶かしても美味しく、チーズフォンデュに使用するとコクが出るので
最高においしいフォンデュが味わえます。
熟成が進むごとに目立ってくる白い結晶は、旨味成分であるアミノ酸の一種。
よく間違われますが、塩の粒ではありません。
長期熟成のハードタイプのチーズによく見られますが、このつぶつぶの目立つコンテは
さらに味の深みが増しています。
そして、コンテには、厳しい審査基準があり、全体的な見ため、皮の状態
中身の質、味、、、様々な角度から判断し、最高20点で点数がつけられる。
12点より下のものはコンテを名乗ることができず、
12点から14点のものは、茶色の帯
14点から20点のものは、緑のベルマーク入りの帯が付けられます。
普段目にする緑のベルマークつきコンテが美味しいのも、万能なのも納得の厳格な管理体制です。
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