❾Beaufort(ボーフォール)

1969年 AOC

ボーフォールといえば、山(サヴォワ地方)で生産されるかなり大きなチーズというイメージですが、実際の規定によると、直径35~75cm、高さ11~16cm、重さ20~70kgとなっており、中型~大型までかなり大きさに幅があるのがわかります。
そして、ボーフォールには、ベーシックなボーフォールのほかに、Beaufort d'été、 Beaufort Chlet d'Alpageの3種類があります。

Beaufort(ベーシックなボーフォール)は、La tarineと L' Abondanceという種類の牛の生乳を使用し、一年中生産されている。

Beaufort d'étéが、6月~10月末に製造されたもの(étéはフランス語で夏という意味)

Beaufort Chlet d'Alpageは、夏に1500m以上の高地で放牧されている牛のミルクで作られる。(Chlet山の(チーズ)小屋、Alpageは、高地での放牧という意味)

ベーシック以外の季節限定のものは、熟成期間が最低でも5カ月必要なので、11月頃に出回り始めます。

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チーズ研究家・Chiee(ちぃ)のチーズとフランス生活のあれこれ。

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